テレビでもよく聞かれる質問。それは…
実演販売をやりたいです！！どうしたらいいですか？
えーーーー…。
やめといたほうがいいです(笑)
基本的には、完全歩合の厳しい商売なんです。
よっぽどこの仕事が好きじゃなければ、すごくストレスになるし、
歩合では食っていけない人がほとんどです！
僕が実演販売始めた2004年にも、師匠たちに「やめとけ！！」って言われました。
しかも、いまはもっと酷いです。
コロナのせいでイベント仕事がほとんど飛んでしまって、
有能な若手がほとんど転職してしまう始末。
口八丁手八丁の才能を生かせないこの世の中。
世も末です。
と、僕がどんなに真摯な気持ちで止めても、
やっぱり問い合わせが途絶えないので、一回ちゃんとお答えします。
どうやったら実演販売士になれるんですか？
真面目にお答えしますよ。
「コネ」です。
コネっていうとなんだか悪いように聞こえるけど、つまり、「紹介」です。
昔は完全に子弟制度だったので、誰かの弟子にに入るしかない世界でした。
だれかの紹介で実演販売士になるパターン
基本的に僕が知ってる限りで言うと、
実演販売界の伝説のOさんやNさんは役者くずれ、Hさんはミュージシャンくずれで、
食っていけなくてもうどうしようもないときに、
先輩に「これだったら稼げるぞ」って言われてやってみたら食えちゃった。
面白くなって稼ぎまくって、
そこで稼いだ金を貯めて、自分たちの劇団とかライブとかでお金を使っちゃって、
またお金がないから実演販売やって…の繰り返し。
「そんなの続けてたら、あっという間に50歳だよ」みたいなことを先輩方はよく言います。
菓子折りを持って弟子入りさせてもらう
実は僕にも師匠がいます。
キッチン用品を売らせたら日本一の伝説の実演販売士・西野 一三（かずみ）さんです。
西野さんみたいに喋れるようになりたくて、
どうしても勉強させてもらいたくて、
菓子折りを持って行って、「弟子にしてください！」とお願いしました。
僕にとっての西野さんみたいに、目標になる実演販売士がいるんだったら、
菓子折りを持って、勉強させてください！ってお願いするのがいいですね。
ただ、お金をもらえると思わないでください。
お金を払って教えてもらうくらいの気持ちで、真剣に弟子入りしないといけません。
僕には5人の弟子がいますが、そのうちの3人はやっぱり僕の所へ突撃してきました。
（残りの2人は紹介です）
その時も「やめたほうがいいよ」と一生懸命止めましたが、
若いから、向こう見ずで言うことを聞かないんですよね。
特に、一番弟子のナックル井上の時は、僕も若手だったから、
ほんとにお金がなくて大変でした。いまでも恨みに思ってます(笑)
幸い、どの弟子たちも素晴らしい人たちだったので、
いまではみんな立派に独立していきましたけどね。
本当によかった。
実演販売士の会社に所属する
今はこれが一番現実的ですね。
各社によって勤務形態や方向性も色々なので、問い合わせてみるのが一番です。
ただ、若手を育てるような現場仕事は、
コロナのせいで超激減しています。
かなり厳しい道になる可能性が高いですが、めげずに問い合わせてみてください！
コロナに負けるな！！
新世代の実演販売士たちを応援してます！
こんにちは！タイガー尾藤です。
今日は、めちゃくちゃよくもらう質問にお答えします。