私には何も見えていなかった。30代経営者が大繁盛店を作れた理由

こんばんは!
実演販売士のタイガー尾藤です。

昔のバイト仲間の後輩で
すばらしい経営者になった子がいます。

彼女は銀座でクラブを経営しています。

30代という若さにも関わらず
明るく、楽しく、気が利くので
お客様に愛され、
コロナ禍でもほとんど打撃を受けないほど大繁盛しています。

彼女の実家はもともと飲食店で
子供のころから接客を手伝っていたらしいので、
『究極の接客業』ともいえる夜の蝶は
きっと天職だったのでしょう。

先日、
昔のバイト仲間たちと彼女のお店に行く機会がありました。
その日も店は大繁盛、
私も嬉しくなり、彼女にこう伝えました。

「いや~大繁盛してるね!すごいね!
子供のころから接客してるから、やっぱり天職なんだね!」

ところが、
彼女からは思いもかけない言葉が返ってきました。

「いやいやいや!私さ、
 接客めちゃくちゃ苦手だったんだよ」

え~!!
接客苦手な人が銀座で働くわけないだろ!
と思うのですが…

彼女が銀座のクラブでアルバイトし始めたとき

お客さんと1対1で長時間しゃべり、
上手に話を聞き、そして楽しませるということを
今までやったことがないし、
どうやっていいかわからず、
「自分には向いていない…」と思ったそうです。

飲食店での「接客」と
クラブでの「接客」は
全くの別物だったんですね。

なかなか結果を出せず
面白くも楽しくもないアルバイト。
周囲に迷惑をかけながら働き続けていましたが…

ある頃から

「この人は何が好きかな?」
「この人は何をしたら喜んでくれるかな?」
「この人に今度どんなことを話してみようかな?」

と考えるようになったらしいのです。

すると
少しずつ辛い気持ちが剥がれていき
いつのまにか毎日の仕事が楽しくなり、
ついには自分の店を持つ経営者へと成長しました。

つまり彼女は、
ただひたすら人のためを考え、
努力することによって
今の地位にたどり着いたのでした。

誰かが成功しているとき
うまくいっているように見えるとき
周りの人たちは

「才能があっていいよなあ」
「運が良くていいよなあ」と言い

その人の影の努力には気が付かないものです。

私自身はひがんでいたわけではなく、
ただ感心していただけなのですが、
それでも自分の視界の狭さを恥ずかしく思いました。

大成功や大繁盛には必ず
外からは見えない影の努力がある。

「ウサギと亀」のカメのように
進みは遅くとも、
一歩ずつ頂上に向かって進んでいく・・・

そんな気持ちを持ち続けていきたいものです!

今日も読んでくださって
ありがとうございました!

タイガー尾藤

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