絶対失敗する!!と言われる商品も『コンセプト作り』で成功できる!

こんばんは!
実演販売士のタイガー尾藤です。

今日は、絶品ホルモンを食べてきました。

ホルモンと言っても、
僕が言うのは実は
牛ではなく『豚のホルモン』。

トンテキでもありません。

豚のホルモン、なんです。
「それって食べられるの!?」と驚く人も多いでしょう。

私が育った埼玉県行田市は
食肉処理場が近くにあるせいか
焼肉屋がたくさん立ち並び、
安くて美味しい豚ホルモンが人気でした。

煙がもうもうと立ち込める店内で
安いチューハイを飲みながら
朝引きの豚肉や
新鮮なホルモンを七輪でジュージューと焼く。

値段はなんと、
1人前300円から!
どこの店も大繁盛していて、
大人も子供もワイワイ楽しく過ごしたことを
昨日のことのように覚えています。

その思い出の味を
なんと東京は世田谷の、
高級住宅街で味わえるお店があるんです!

実はこのお店、
行田でホルモン屋として大成功していた私の先輩が
一念発起して、
都心に出店したもの。

しかし

「そもそも豚ホルモンを食べる文化がない大都会で
セレブたちが眉をひそめそうな庶民のメニューをひっさげて、
わざわざ出店する必要があるのか?」

と、地元の友人たちは大反対でした。

その大反対を押し切ってオープンした、
豚ホルモン専門店は…

私が子供のころから知っている
ホルモン屋とは、全く違うコンセプトでした。

脂ギトギトベトベトのテーブルや
秘伝のタレの古い容器は見当たらず、

内装はまるでカフェのよう!

ステンレスむき出しの美しく清潔なキッチン。
最小限にしたセンスのいいディスプレイ。
ホルモンに合わせた赤ワイン各種。
お肉はひと口大に、かわいくカット。
トイレに入れば、便座は自動でフタがあく。
それほど都会的でいながらも、
新鮮なホルモンの仕入れのために毎日200km往復する
店主の厳しいこだわりがある…。

『わいわいガヤガヤ、みんなで騒いで楽しむ庶民の味方』
なホルモン焼肉を

『無機質でアーバン、味と香りを一人で楽しむグルメな隠れ家』

へ、生まれ変わらせたのです。

「そんなもんホルモン屋じゃない!」という
行田人の予想は、、、
大幅にはずれることになりました。

最初は苦戦したようですが、

次第に地元客が増え、
コロナ危機もテイクアウトで乗り切り・・・
いまでは
予約しなくては入れない、
地元で愛される大人気のお店になりました。

先輩の一世一代の賭け。
その成功が嬉しくて、
私はときどきこのお店に顔を出します。

「こんなの絶対にムリだ!」
「ターゲットが合わない!」

そんな風に思える商品でも

アイディア次第では
誰も真似できないビジネスモデルとして
勝利を収めることができる!

そんなことを学ばせていただいた1日でした。

ごちそうさまでした!

タイガー尾藤

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