お客様を白けさせる禁断のトーク

こんばんは!
実演販売士のタイガー尾藤です。

今日も本当に暑かったですね!
僕は今日は、
ニッポン放送へラジオの収録に行ってきました!

お昼時に収録がおわり、
お腹を空かせた帰り道。

汗をかきかき信号を待っていると、
後ろから若い女性の大きな声が聞こえてきました。

「いらっしゃいませーーーー!!!」

たしか後ろにあるのは、
魚介パスタの専門店。

この暑い中、
若い女性2名が呼び込みをしているようです。

「いらっしゃいませーーーー!!!」
「すぐご案内できまーーーーす!!!」

ここはビジネス街で、
お昼になると何万人もの人たちが一斉にランチに出るので
ランチの大行列ができることもしばしば。

時間がない人は
お弁当を買ってすませることも多い。

そういった方のニーズに応えようと
「今すぐにご案内できます」
と声を出しているわけですね。

いいぞ、若人!
がんばれ、若人!!
お腹もすいたし、ちょっとメニューを見てみようかな?と、
振り返ろうとした瞬間。

・・・ん?

そこで違和感を感じました。

いまは14時前。
お昼休憩はとっくに終わった時間。

周りの飲食店、ぜんぜん混んでないし・・・。
そもそも今、急いでないし・・・。
今すぐ案内されなくていいから、
本当に美味しいもの食べたいなあ。

と、そこに気が付くと、
なんだか白けてしまって、
振り返らずに立ち去りました。

↑ ↑ ↑
これなんですよね・・・。
僕がいつも言ってる
お客様の欲望の分析を間違えるとこう↑です。

コロナ以降、
生活が多様化しすぎてしまって、
お客様の欲望と自社商品をマッチさせるのが
非常に困難になっています。

じゃあ、 僕があのお店の呼び込み係だったら
なんて言うか?
考えてみました。

(1)まず、この暑さを利用する。

「14時以降は、キンキンに冷えたアイスコーヒーが一杯無料です」
「店内めちゃくちゃクーラーきいてます」

(2)ランチを食べ損ねた空腹に訴える。

「生でも食べられるプリプリの海老をトマトで和えた冷製パスタ」
「のど越しのいいツルツルの冷たいスパゲティあります」

(3)この時間ならではの限定感を伝える。

「行列ができる絶品の魚介パスタ、あと3食です」

などなど、パッと思いついただけですが、考えてみました。

なんて言いますか?

僕だったら
このあたりをいくつか試してみて、
反応のいい呼び込みワードを見つけたら
それを録音して店頭にラジカセ置いて流します。

それだったら、どんな猛暑日でも
スタッフに苦労かけないで済みますしね。

実際、この方法で
神田のちいさな喫茶店のランチ売上を
月に+30万円したことがあります!

この話もめちゃくちゃ面白いので書きたいんだけど…
長くなっちゃったので、
今日はこの辺で!

今日も読んでくださって
本当にありがとうございました!

タイガー尾藤

このブログは過去にメルマガで配信した内容です

口下手でもできる!売上があがる!
No.1実演販売士のテクニックと哲学を学べる無料メルマガ配信中!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です